テレビ中継などで見るテニスの試合は、炎天下での白熱したプレーが印象的です。過去には全米オープンの決勝戦が雨で延期になったこともあり、「テニスは外で行うもの」というイメージを持たれている方も多いかもしれません。
しかし現在は、世界四大大会(全豪・全米・全英・全仏)をはじめ、多くの試合が室内、または開閉式の屋根を備えるインドアコートで行われています。
インドアコートは試合だけでなく、テニスの練習の場としても魅力的です。今回はインドアコートの特徴と、練習場所としてのメリット・デメリットを解説します。ぜひテニススクール選びの参考にしてみてくださいね。
インドアコートとは、その名の通り「屋内に作られたテニスコート」を指します。日光や風など天候の影響を受けずに試合ができ、レッスンも季節を問わず快適に行えるため、テニススクールウイニングショット(八王子校、あすと長町校)ではインドアコートを整備し、レッスンを行っています。
テニスコートには、天然芝のグラスコートや化学樹脂などを使用したハードコートなどいくつかの種類がありますが、インドアコートの多くはメンテナンス・管理、足腰への負担などを考慮してカーペットコートが採用されています。
カーペットコートにおけるプレーでは、球のバウンドが低くなり球速は速くなるというのが大きな特徴です。また、思いのほか球が伸びることもあるため、人によっては慣れるまでは返球が難しく感じることがあります。ただし、近年では、バウンド、球速、球の伸びにクセがないカーペットコートも開発されており、ウイニングショット八王子校では開校当初から、新しいカーペットコートでレッスンを行っています。
インドアコートの練習にはメリットとデメリットがあります。それぞれをしっかりと理解したうえで、インドアが自分の目的に合っているかどうかをチェックしておきましょう。
・天候に左右されずテニスが楽しめる
インドアコートのメリットとして最初にあげられるのが、雨や風などの天候に左右されずテニスがプレーできるという点です。雨で急にレッスンが中止になったり、直前まで中止かどうかがわからず不安になったりすることはありません。また、日焼けが気にならないのもインドアコートならではといえます。
・冷暖房完備ならいつでも快適な空間に
スクールによって設備の有無は変わりますが、冷暖房が完備されているスクールであれば気温に関係なくいつでも快適な空間でレッスンを受けることが可能です。暑さによる熱中症や寒さによるケガのリスクも少なくなります。また、気温によってウエアを変える必要もないため用具にかかる費用が抑えられるのもうれしいポイントといえるでしょう。
・ボールの軌道が変わりにくい
アウトドアコートでは風やコートの状態によってボールの軌道が変わることがあります。テニスをプレーするうえで余計な障害が少ないため、初心者でも安心してショットやラリーを楽しむことができます。
・壁や天井があるので距離感をつかみやすい
壁や天井があることでボールとの距離感がつかみやすいというのもインドアコートのメリットの一つ。上下左右の間隔がパッと見でわかりやすいため、フォームやコントロールが安定しやすく、初心者でも楽しくプレーができるでしょう。
・外では実力が発揮しにくい
外でテニスをする場合、気温やコートの状態の変化、太陽のまぶしさ、風などが障害となります。インドアコートでは、これらを経験することがあまりないため、外でテニスをするときに実力が発揮しにくくなる懸念があります。しかし、運動不足解消やリフレッシュを目的としたテニスなら、あまり深く気にすることはありません。
・プレーで不便を感じることも
初心者の方は気にならないかもしれませんが、インドアコートは「ボールが天井に当たってしまう」「コート間が狭く動きが制限される」など、アウトドアコートに慣れている方にとってはプレーをするうえで不便な点もあります。
・スクールの受講料はアウトドアに比べると少し高いことも
テニススクールの受講料を比較すると、インドアコートのスクールの方がアウトドアコートより受講料が高く感じられるかもしれません。これは、冷暖房やシャワールーム、ベビールームなどの設備管理・維持にコストがかかるため。その分練習環境が充実しているので、これからテニスを始めようと考えている方や小さなお子さま、シニアの方も練習にしっかり集中できます。
テニス上達のPoint:テニスコートに合わせてシューズを選びましょう
テニスをプレーするうえでコートの種類に合ったシューズを選ぶことは、プレーの上達はもちろんケガをしないため重要なポイント。カーペットコートは滑りにくくなっているため、滑り止めの強いシューズを履いてしまうと、コートの毛に引っかかって転倒する恐れがあります。カーペットコートでプレーをするのであれば、滑り止めがほとんどないカーペットコート用のシューズがおすすめです。
|
インドアコートはテニスを楽しみたいすべての方におすすめですが、練習の質はコート以外の設備によっても変わってきます。継続的に通うスクールは下記のポイントを重視して選んでみませんか?
コート自体の大きさはスクールごとに変わることはありませんが、コートの数や間隔、天井の高さなどはチェックしておきたいポイント。天井が低く狭い場所ではプレーもしにくくなるため、スペースが確保されているかしっかりと事前に確かめておきましょう。
レッスンを無理なく続けるためには練習場所の冷暖房や照明の明るさ、レッスン後に汗を流せるシャワールームなど、設備の充実度も大切です。
ちなみにウイニングショット八王子校は、冷暖房、個室のシャワールームのほか、専用駐車場、0才児からの無料託児所など、コート以外の設備も充実しています。お子さまからシニアの方まで快適に楽しく通っていただけますよ。さらに、無料ジュニアスクールバスも運行しています。
通い続けることを考えるのであればコーチの指導力や相性も忘れてはいけないポイントです。コートや設備をチェックするのと同時に、コーチの教え方や人柄についても確認しておくとよいでしょう。
一口にテニススクールといっても、テニスコート、設備、教え方、レッスンの雰囲気などはそれぞれ違います。ある程度はWebページやチラシなどで確認することもできますが、スクールの設備や雰囲気を体感するためには体験レッスンを受けるのが一番です。
八王子、仙台、横浜にコートを持つテニス教室ウイニングショットでは、八王子校・あすと⻑町校(仙台)でインドアコートでのレッスンを行うほか、近隣のアウトドアコートでのスポットレッスンも実施しています。まずは体験から気軽にレッスンを受けてみませんか?