こちらでは、これからテニスを習わせてみようかとお考えの保護者の方とお子様に、テニスが運動神経(コーディネーション能力)※を高めることに最適なスポーツであり、人としての成長に大切な多くのことを教えてくれるスポーツでもあることをご紹介します。
また、それを熟知するウイニングショットのコーチングスタッフならではの指導方針もお話ししたいと思います。
〔ちょこっと解説〕
※運動神経とは、目や耳など感覚器から入ってきた情報を脳が上手に処理して、からだの各部に的確な指令をだす神経回路のことで、近年はこれを「コーディネーション能力」と言うようになりました。
テニスはボールを打つために、テニスコートの中を走り回ります。テニスコートは学校のグラウンドほど広くありませんが、ボールをしっかり打つためには、ちょうど良いところまで急いで走り、しっかり止まって体のバランスを整えなくてはなりません。テニスレッスンではこの運動をくり返し行うので、徒競走(ときょうそう)のようなダッシュも、マラソンのような持久力も身につきます。
動いているものを見て、現在位置やどんなものかをしっかり理解する力を「動体視力(どうたいしりょく)」といいます。スポーツでは、ボールや人などの動いているものをしっかり捉えて、打ったり走ったりしますので、この動体視力は大切です。特にテニスでは、ラケットにボールを当てたり、思った方向に打ったりすることが求められるため、テニスレッスンを続ければ自然と動体視力が鍛えられます。
テニスでのんびりと動いていては、ボールに追いつけません。相手がボールを打ったとき、すぐに反応して体を動かせるかがテニスの大きなポイントです。テニスレッスンではパッと動くための練習をたくさんするため、運動が得意な子だけでなく、「ちょっと苦手だな」という子もだんだんと動けるようになっていきます。パッと動けるようになれば、テニスだけでなく友達と遊ぶ「鬼ごっこ」や「ドッジボール」でも強くなれますよ。
テニスは、一対一で戦うケースが多いスポーツです。そのため、コートの中では自分だけで考えて行動しなければいけません。試合によっては、相手がズルをしたり、まちがったことをしたりするときがあります。そのときに「それはちがいます!」と、はっきり伝えなければ、勝てる試合で負けてしまうかもしれません。
学校では、なかなか勇気を出す練習をする機会はないでしょう。しかし、勝つためには大切なことのため、ウイニングショットでの練習で、コーチやみんなといっしょに練習していきましょう。
スポーツの多くでは、審判員(しんぱんいん)がルールにそってジャッジをしますが、テニスの場合、大きな試合以外では選手自身がボールのインアウトなどを判断する「セルフジャッジ」で進められます。選手自身が決めることになれば、「ズル」もできるものです。そんなとき、「勝ちたいから」とズルをしてしまっては、本当の意味で強くはなれません。
ウイニングショットでは、ズルをせず正直に戦う姿勢(スポーツマンシップ)が正しい道だと教えています。それは、たとえ相手が先にズルをしていても変わりません。ズルをすれば、「だれかに知られてしまうかも」という恐怖心が出てきてしまい、テニスを楽しめなくなるかもしれません。テニスを心から楽しむためにも、正直な気持ちでプレーをしていきましょう。
テニスを続けていれば、「うまくなりたい」「試合で勝ちたい」などの目標が生まれます。その目標をクリアするには、たくさん練習をしたり、上手な選手の試合を見たりして、自分のレベルを上げていかなければなりません。ただ、すぐに目標がクリアできないと「もうやめようかな」「遊んじゃおうかな」という気持ちが強くなってしまうでしょう。
そんなとき、ウイニングショットであれば、全力で応援してくれるコーチやいっしょにがんばる仲間がいます。がんばる仲間の姿を見たり、いっしょに練習をしたりしていけば、「自分もあきらめないぞ」という気持ちがわいてくるはずです。強い気持ちの自分になれるよう、コーチや仲間といっしょにがんばりましょう。
ウイニングショットのコーチングのベースの一つは、ジュニア大会のレセプションなどで披露される世界的な権威の最新の指導理論で、優秀なジュニアを育てているコーチのみが聞くことができるものです。さまざまな指導技術や情報の中からヘッドコーチが選択し、各コーチに伝えます。それをさらに各々が研究し、自分のコーチングに取り入れます。子ども達に気づきを与え、自分で考え、判断し、決断できる能力を引き出していくコーチングを行っています。
いかがでしたでしょうか?
“百聞は一見にしかず!” 是非お子様にウイニングショットのレッスンを実際に体感させてください。スタッフ一同お待ちしております。